2020年2月13日に買い付けたアカツキ(3932)を本日売却しました。
買付価格は4,850円。買付後、三月には一時3,000円を割る瞬間もあったことをチャート見て思い出します。
その後、七ヶ月間4,000円前後を推移。ようやく十月中旬に5,000円を超えることもあり、売却の機会をうかがっていたのです。
ようやく11月2日に、5,340円のストップ高を一時つけるまでとなり、今回5,150円で約定という結果です。
アカツキ(3932)を購入した理由
2月13日にアカツキを購入した記事を書いています。
その時にどんな理由で買ったのかを振り返ってみると、経営的な理由ではなく、株価が定期的に上下しているから適切なタイミングで売買すれば利益が出るのではないか、と今から振り返ってみると酷い理由です。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を予見することも出来ない時期だったので、仕方がないと言えば、仕方がないです。
買った後に起きたこと
株を買った後、当時のCEOだった塩田元規氏の著書を電車の中吊りで知り、実際に購入。
弱音を吐けず、助けも求められない塩田氏の性格に共感し、アカツキを応援したくなってしまいました。
そして五月、塩田氏はCEOを退き、共同創業者の香田哲郎氏にCEOの座を譲っています。
当時の記事には書いていないのですが、この時期は新型コロナウイルスによる社会状況もあり、リアルのビジネス(同社ではLX事業と呼ぶ)が重荷なのではないかと考えていました。
本日ストップ高の理由
11月2日にストップ高になった理由を探ると、モーニングスター社のニュースに以下のように報じられています。
一時ストップ高。今3月期上期の連結営業利益は71億円(前年同期比17%増)。
モーニングスター
2020年10月30日の第2四半期決算発表で、既存のゲーム事業が好調で利益に寄与しているとの説明です。
相変わらず「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が好調。特に海外ではストアのセールスランキングで一位を獲得。また、ロマンシング サガ リ・ユニバースも日本でストアセールスランキングが一位。
更に、ゲームは他社IPの開発のみならず、香田CEOに移るときに触れていた自社IPの育成も行っています。
一方で、LX事業であるリアルのビジネスはイベントを行いながらも、事業の整理も始めていて、資料には詳細には書かれていないものの、多少なりとも新型コロナウイルスの影響がある模様です。
終値は4,970円
本日の株価チャートを見ると、寄付後に一気に上昇。
ストップ高の5,340円は9時45分でした。
後場が始まってしばらくの間も5,200円を超えることがありました。しかし、市場が閉まる時間が近づくにつれ下がり、終値は4,970円です。
タイトルにある様に、アカツキの売却で得た余力は米国株に移行しようと考えています。
ゲームつながりで、第3四半期決算が好調だったにも関わらず株価が下がっているActivision Blizzard(ATVI)を買うというのは短絡的でしょうか。
もしくは、過去の記事にも書いたロゴのかわいいDatadog(DDOG)も記事を書いた時点の株価水準にまで下がってきているので、狙いたい気持ちもあります。はたまた、王道の投資先となりそうなApple(AAPL)も悪くない水準で迷います。