楽天ETF日経ダブルインバース(1459)について記事を書いてきました。そして8月12日に購入100日となりました。
長期保有は不向きと言われているダブルインバースETFは、8月12日で保有100日を達成しました。その悲しい記念としての記事です。
1459では一回利益を出していた
楽天ETF日経ダブルインバース(1459)を保有したのは今回で二回目です。
三月の世界的な株価暴落でインバースETFのことを思い出し、初めてにもかかわらず欲張って1459を買いました。長期間保有するETFではないという事で三日で売却し、僅かながらも利益を出していました。
売却してほっとしながらも、値動きが激しいETFは会社勤めしながら売買するには難しいと思っていました。
しかし、以降も日経平均が下がり続け、再び夢を見て買ってしまったのが運の尽き。100日以上保有するとは予想だにしませんでした。
米国市場につづき、日経平均も戻っている
米国市場では三月の暴落から力強く戻ってきており、2020年8月13日の終値は以下の通りです。
- S&P500:3373.43
- ダウ平均:27,896.72
- NASDAQ:11,042.50
NASDAQはテクノロジー関連の伸びが大きく、今年の高値をすでに超えています。
一方、日本市場を見ると、米国市場ほど勢いがなかったものの、8月14日終値が23,289.36円と24,000円に近付きつつあります。
私が1459を購入したタイミングを見ると本当に一番高い時に買ってしまったとしか言えません。
ダブルインバースの動き
購入から100日目までの日経平均と1459の値動きを見ます。下記チャートは購入時点の価格を100として、増減を示しています。
1459はダブルインバースなので、日経平均が上昇してた五月下旬は急坂を下る様に価格が下がります。六月下旬から七月にかけては日経平均の動きが小刻みに上下していたため、1459の値幅も小さくなります。
それ故、日経平均が購入時から40%近く上昇しても、1459の下落は50%強程度にとどまっています。
割合だけみると傷は深くなさそうに思えても、価格を見ると3,000円を切っており、絶望的です。
どれくらい日経平均が下がれば1459が購入価格まで戻るのか、ざっくりと試算すると、日経平均が一直線に落ち続け15,000円を割ったとしたら、6,500円程度まで戻るという結果です。
ブログの記事のネタになると思い保有し続けてしまいましたが、持っている意味がないのではないかと悲しい気持ちになっています。