楽天ETF日経ダブルインバース(1459)を売買して分かった。勤め人の私には扱いにくい

投資
スポンサーリンク

3月12~13日の日経平均はジェットコースター

2020年3月6日の日経平均の終値は20,749.75円でした。そして本日13日の終値は17,431.05円で、一週間でおよそ16%の下落です。とりわけ、今週で二回目の19,000円割れを起こした12日と、一時17,000円を割った13日は大きく動きました。

ここ数週間では、2月24日に海外の市場で大きな下落があった2月25日週も日経平均の下落幅は大きかったものの、一週間で約10%なので、今週の動きの方が大きいことが分かります。

スポンサーリンク

インバース(ベア型)ETFで損を減らしたい

先日、日経平均はしばらく上下を繰り返すのではないか、という考えで「日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)」の買付注文をし、3月6日に約定しました。

週が明けた途端に日経平均は5%の下落です。保有しているETFはレバレッジがかかっているので価格の落ちはさらに大きくなり、気持ちは一気に弱気になってきます。そこで頭をよぎったのがインバース、もしくはベア型と呼ばれる商品を買えばよいのではないかということです。

インバース(ベア型)ETFとは?

インバースとは「逆」という意味です。このETFは、ある指標(原指標という)と逆の動きをする指標(対象指標という)に連動するように設定されていて、例えば日経平均といった指標が上昇するとETFの価格が下がり、日経平均が下落するとETFの価格が上がります。

ベア型ETFとも言われることもあります。熊が攻撃するときは腕を振り下ろすので、その様子を描写した名称です。

「相場の下落時には空売りをすればいいじゃない」と言われますが、信用取引の口座を持っていないため現物取引で可能な対処法はインバースETFの取引です。

楽天ETF日経ダブルインバース(1459)を買付して売付した

今回売買したものは、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型(通称:楽天ETF日経ダブルインバース)というもので、雑に説明すると、日経平均に対して逆方向に倍に動くETFです。日経平均のインバース(ベア型)でレバレッジがかかっているETFは他にも以下のようなものがあります。

  • 1357:NEXT FUNDS日経平均ダブルインバース(単元株数 1)
  • 1360:日経平均ベア2倍上場投信(単元株数 10)
  • 1366:ダイワ日経平均ダブルインバース(単元株数 1)

買付と売付は今週中に実施しており、各タイミングは日経平均のチャートと重ね合わせると以下の通りです。

10日に約定した直後、日経平均が下がったので、すぐに売付注文が約定するかと期待したものの、わずかながらに上昇しました。11日は動きが小幅で何もできず。

12日に入ってから日経平均は再び下落したものの注文を入れるタイミングが日中見つけられないまま終了。13日朝、隙間時間で注文を入れて即約定で利益確定です。

インバース(ベア型)ETFの難しいところ

インバースETFは長期保有する性質の商品ではありません。厳密にいうと、原指標が下落し続ける場合は利益を期待できるのですが、反対に原指標が上昇し続けた場合は損が大きくなります。

更に、相場が上下を繰り返す場面では、期待できるほどのリターンが得られません。この仕組みについて詳細な説明はJPX(日本取引所グループ)のサイトを参照してください。

長期に保有しない方がよい、ということに加えて今回取引をして分かったのが指値の値幅が他の株式やETFよりも狭いことです。

あまり多くない株数で取引をしていると、得られる利益の額は期待できません。そのため、買付時と売付時の価格の幅を持たせようとするのですが、朝や前日の夜に幅を持たせた売付注文を入れることができず、日経平均の動きによっては、あっという間に値幅制限に引っ掛かり、注文が失効します。

つまり、常に株価を見て希望価格に近付いたら注文を入れると望み通りの取引ができる可能性があるということなのですが、これは日中に会社勤めをしている身としては難しく、取引をしにくい商品と感じます。

下落局面で買いのタイミングだけを探さないやり方

私が感じた上述の扱い難さは、人によっては懸念事項ではないかもしれません。下落相場では余力があれば、買い増しすることを考えることが多いと思います。そこでまた買いのタイミングを見計らったりします。

今回の経験で、インバース(ベア型)ETFを活用することで、買い増しのタイミングを探さない取引があることを学びました。しかしながら、自分も含め他人にも気軽に勧められる方法かというと、個人的には「Yes」と言い難いです。