SPYDの下落割合は一か月半で41%
新型コロナウイルスが中国から世界各地に後半に拡散されるにつれて、2020年二月下旬から下落し始めた株価は、三月にはジェットコースターのように乱高下しています。
米国で新型コロナウイルス感染が確認され、トランプ大統領が国家非常事態を3月13日に宣言したものの、一時的な上昇は見られても下落し続けています。
2月3日からの米国株式の指数は下落している一方、各指数の騰落率は少しづつ異なります。下記は2月3日~3月20日におけるダウ平均、NASDAQ総合指数、S&P500の推移です。
青:ダウ平均、緑:NASDAQ総合指数、紫:S&P500
2月3日からの下落幅が最も高いのはダウ平均で、最も低いのはNASDAQ総合指数でした。テクノロジー関連の銘柄が多いNASDAQは今回のような状況では、まだマシなようです。
ETFに目を向けると、NASDAQ100に連動するQQQの下落幅が小さいのに対し、SPYDは41%と4割近くの下落となっています。
青:SPYD、緑:HDV、ピンク:QQQ
SPYDを買い増し
なぜSPYDが突出して下げるのかは、考察を別記事に記載します。
22.30ドルで20株購入
高配当株を集めたS&P500構成銘柄の80社が一斉に倒産することは考えにくく、38ドルという取得平均価格を少しでも下げたく、買付注文を入れました。
指値の22.30ドルで20株を約定、取得平均価格は36ドルに下がりました。手数料は257円、為替レートが夜中に円安に振れていたため111.53円/ドルのレートでした。
楽天証券の手数料は手数料上限の20ドルに達するまでは、税込みで0.495%です。バーゲンセールを拾うのであれば、手数料負けは一旦目をつむろうと思っています。ただし、為替変動が大きいほうが影響が大きく、少し前の100円/ドル程度のタイミングでドル転しておけばよかったと後悔しています。特に楽天証券は為替手数料が高めなので、こちらはインパクトがあります。
次回のSPYDの購入スケジュールは四月第二週ですが、それまでに拾うかどうかは相場を見ながら決めていきたいと思います。