2月22日の米国市場はテクノロジー関連株が不調な一日でした。また、主要指標はダウ平均のみプラスで、S&P500とNASDAQ総合指数はマイナス。
- ダウ平均:31,521.69 (+27.37 / +0.09%)
- S&P500:3,876.50 (-30.21 / -0.77%)
- NASDAQ総合指数:13,533.05 (-341.42 / -2.46%)
NASDAQ総合指数の下げ幅が突出しています。
つまり、QQQの買い増しチャンスです。
株以外の動き
株価が下がるという事は、お金の流れが変わっています。何が起きているのでしょうか。
- 米国の政権交代により上がっていた原油価格が、更に先物の上昇予想で拍車をかけている
- 10年国債の利回り上昇
- 新型コロナウイルスワクチンに対する期待により、テクノロジー関連株から他の業種株へシフト
もちろんこれら以外の要因もありますが、上記を見ても、確かに株価に影響を与えそうな話で、2月22日はあらゆる銘柄が一斉に上昇するのではなく、上昇、下降の銘柄が混合しています。
結果としてS&P500やNASDAQ総合指数については、「S&P500は昨年二月以来最長の五日連続下落」「NASDAQ総合指数は二月の下落が最大」といった煽る文言が見受けられます。
しかし、落ち着いてチャートを見ると上下変動は通常の動きである上に、2020年3月から右肩上がりであることは変わりありません。
そのため、22日一日だけの動きでテクノロジー関連株のバブルは崩壊と捉えるのは早計でしょう。
QQQ買増し
前回QQQを買い増したのは、昨年の12月22日でした。
その時の約定価格は306ドル。
当時の買付からも株価は上昇し続け、今年2月16日には338.19ドルの最高値を付けていました。
そこから見ると、昨夜の下落はチャンスとしか考えられません。
ETFの株価は比較的大人しく、指値注文をする際に欲の皮を突っ張らせると注文が成立せずにチャンスを逃すことがあります。しかし、今回はもっと強欲になってもよかったかもしれません。
今回の約定価格は325ドル。
終値は322.44ドルで対前日で-2.59%とETFとしては大きな下落でした。
結果、平均取得価額は243.6055ドル。じわじわと上がっています。