2023年上半期が終了しました。
米国市場は、六月中旬に向けて大きく株価が上昇し、一旦調整の様に値が下がったものの、月末に向けて戻ってきていました。主要指数の6月1日時点と末日時点を比較すると以下の通り、約4~5%の上昇です。
- ダウ平均:33,061.57 → 34,407.60(+3.9%)
- S&P500:4,221.02 → 4,450.38(+5.1%)
- NASDAQ総合指数:13,100.98 → 13,787.92(+5.0%)
主要指数が上がっている中、AIバブルの過熱感はやや冷め気味ですが、今度はブラックロックのビットコイン現物投資型ETFの上場申請で市場がざわついています。ケチが付いた感のある暗号通貨に再びスポットライトが当たるのか。SECが難色を示している中、行く末が気になります。
市場の動きはさておき、六月末時点で保有している株式の状況はどうなっているでしょうか。
米国配当株
2023年6月30日時点の状況です。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
COF | 96.3905 | 109.3700 | 13.5% |
CVS | 69.8102 | 69.1300 | -1.0% |
JPM | 118.8235 | 145.4400 | 22.4% |
LMT | 352.3803 | 460.3900 | 30.7% |
MATW | 26.8977 | 42.6200 | 58.5% |
SPGI | 434.837 | 400.8900 | -7.8% |
T | – | 15.9500 | – |
V | 174.6359 | 237.4800 | 36.0% |
HDV | 90.6187 | 100.7900 | 11.2% |
QQQ | 278.5489 | 369.4200 | 32.6% |
SPYD | 33.1464 | 37.0800 | 11.9% |
全般的に株価が上昇している中で、特に大きく株価を上げたのはS&P Global (SPGI) でした。
2022年に入ってから、同社の業績予測に呼応するかのように、株価も一気に下げていきました。そこから長い間、300ドル台を推移し、2023年6月30日に400ドルを超えた価格になっています。
株価上昇の要因となる明確な理由は見当たりませんが、S&P Globalが提供するサービスへの需要の高まりが、株価に反映されている模様です。
Penny Stocks
AQBとTMDIは、配当株と異なり下落しています。
AQBの下落は、建設を進めていたインディアナ州の養殖場について、資材の値上げにより工事を進めることが困難となり、工事を休止したことが影響しています。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
AQB | 5.7376 | 0.3550 | -93.8% |
TMDI | 2.2324 | 0.1225 | -94.5% |
「インフレ」というよりも「物価高」と呼ぶ方が適切と感じられる事象を、まざまざと見せつけられています。
2023年上半期の配当金
一月から六月までの半年間で受け取った配当金を振り返ります。暦の上の半年間で受け取った税引後の額を銘柄ごとにまとめたものが以下の通り。
銘柄 | 受取配当/分配金(USD) |
---|---|
COF | 0 |
CVS | 16.50 |
JPM | 57.42 |
LMT | 129.13 |
MATW | 17.52 |
SPGI | 12.95 |
T | 47.8 |
V | 14.23 |
HDV | 211.00 |
QQQ | 52.13 |
SPYD | 189.62 |
合計金額は821.50ドルなので、ひと月当たりに均すと、約137ドルとなります。これら配当銘柄で光熱費や通信費などの補填となっている状態です。
もう少し受取額を増やしたいと願う一方、株価が上がっているだけではなく、円安もあるため、買増しに悩んでしまいます。