米国配当株物色 – 定期買付にCVS Health(CVS)が仲間入り

投資

配当ETFの定期買付の見直しを考えていることを過去記事で触れました。

そこで、まずはAT&T(T)を買い増しして検討の末、追加銘柄のひとつをJPMorgan Chase(JPM)にしました。

その後も銘柄の検討をし、CVS Health(CVS)を買付していくことにしました。

【注意】本銘柄は個人の意見として記載しているのみで、推奨されるものではありません。企業の財務状況やビジネス内容を確認した上で、ご自身の責任で投資判断を下してください。

スポンサーリンク

CVS Healthとは

米国を訪問したことがある人であれば、CVS Pharmacyという看板の店を見たことがあるかもしれません。トモズやスギ薬局のような、処方箋を扱うドラッグストアです。

店舗数は全米で約9,900あり、米国の人口の70%がCVS Pharmacyの店舗から3マイル(4.8km)圏内に住んでいる密度と言われています。自社で競合して共倒れしないかと心配になるくらい、店舗数と配置は謳い文句として躍っています。

ドラッグストアの他にもクリニックも経営したり、健康保険や福利厚生も扱っているというのが特徴で、小売り業の範疇を超えています。

更に、2020年は新型コロナウイルスのCPR検査も行うだけではなく、接触を避けながら事業を継続することにも取り組んでいます。

スポンサーリンク

配当利回りは3%+

CVS Healthの配当利回りは、2020年9月21日時点で3.40%です。直近の増配はありませんが、過去23年間に渡り配当を出し続けています。

一方で、配当性向は27.66%と低めです。

Seeking Alpha(CVS Health配当情報)

余談ですが、配当利回りは競合となるWalgreens Boots Alliance(WBA)の5.22%よりも見劣りするように見えますが、額は1.87ドルとCVS Healthと大きな差はありません。

2020年の株価推移

2020年の株価を振り返ると三月の暴落からの戻りは弱く、一時は70ドルに達したものの、50ドル台にまで落ち、9月21日の終値は58.87ドル。

現在の時価総額は770億ドルとなっています。

Yahoo! Finance(CVS、2020年1月からの推移)

PE Ratioは9.35%と、米国のヘルスケア平均の22.4%を大きく下回る水準。ベータは0.65にもかかわらず直近の値動きは多少荒いです。しかしながら株式を複数回に分けて買い付けるのに向いているのではないかと考えています。

購入平均単価58ドルで投資スタート

2020年第2四半期の売上は653億ドルで前年同期比3%増となり、利益率も3.1%と前年の1.9%を上回っています。

小売り業だけではなく、クリニックや健康保険、福利厚生などヘルスケアに関する企業として変化し続けている同社の株式は長期保有して配当金を受け取るのに適切ではないかと考え、保有も開始しました。

購入は9月21日で、購入単価は58.2870ドルとなっています。今後、単価の推移と配当金を報告して参ります。