つみたてNISA一年経過 – eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の推移

S&P500

つみたてNISAを活用して、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を積み立てています。本投資信託の積立開始が2019年11月なので、一年が経過しました。

今年三月の株式暴落時に、下落だと多めの口数で買うことができるため、暴落時に投げ売りすることは避けたいという趣旨の記事を書いています。

その後、2020年末にかけて株価は上下しながらも上昇を続けています。この環境下で定期買付をしている投資信託がどのような状態になっているかを振り返ります。

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eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の状況

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の情報は三菱UFJ国際投信のサイトで確認することができます。

2020年12月4日時点の基準価額は13,098円で、2020年一月からの騰落率は10.32%と上昇しています。S&P500を含む米国市場の戻りの強さが分かります。

参考までに本投資信託の総純資産額も順調に増えていて、年初には500億円を割るくらいの水準でしたが、現在は2,100億円を超えています。

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月次積立

つみたてNISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の積立を開始したのが2019年11月。過去一年間における購入時の単価、平均取得価額、購入数量の推移を見ます。

購入時の単価は基準価額と同じ動きをしているため、今年三月の暴落時での買い付けでは9,759円となっていました。

そのため、購入数量を示すグレーの棒グラフは、この時は頭一つ出ていて、多くの口数を買えていることが分かります。

逆に八月、十一月は、米国市場も盛り上がっていたため、価格が上がり、買える数量は少なくなりました。

なお、平均取得価額は過去一年間で見ると、三月から六、七月くらいまでの基準価額の戻りが弱いこともあり、2020年11月は11,577.76円と、2019年11月の11,617.12円に届いていません。

現在の資産状況

一年の積立期間における資産の増え方を図示します。

一年間で購入した数量は374,277口。十一月の定期買付約定日の単価が13,000円で、その価格で評価額を算出すると486,560円となります。

これまでに投資した金額が433,329円。

現時点で53,231円と10.9%の運用成果が出ています。

投資信託と商品性が全く異なるので比較するのはナンセンスですが、銀行預金の利子が限りなくゼロに近いことに鑑みると今のところ、悪くはない状態になっています。

インデックス投資なので、目先数年という短期的な視点で成果を測ることは適切ではないですが、2020年は新型コロナウイルスによる株価暴落を経験しても、上記に示したような状態になったことを可視化できたのは、安心材料の一つになったと思います。