2024年の八月は大騒ぎがあった月という印象です。
まず日本では、七月の政府の発言に端を発し、選挙対策と思われてもおかしくないタイミングでの日銀の追加利上げが8月2日の米国雇用統計発表前に決定。週明けの8月5日には日経平均の下落、為替が円高へ。マスコミやSNSでは「ブラックマンデーに続く」と騒いでいました。SNSなどでは七月中下旬の発言・利上げとの関連性に触れているものは散見されましたが、マスコミが触れていない不気味さは相変わらずです。
8月5日の日経平均の最安値31,156.12円、終値は31,458.52円でしたが、8月30日の終値は38,647.75円となっています。
また、気になった出来事は、カナダのアリマンタシォン・クシュタールがセブンイレブンの買収を提案してきたことです。175億ドル、日本で約2.5兆円の売上げを持つ会社が、5兆円の売上げを稼ぐセブンイレブン(セブン&アイは約11兆円)に食指を伸ばしている状況の行方は気になります。
さて、米国に目を向けると、ジャクソンホール会議で、8月23日にFRBのパウエル議長が、The time has come for policy to adjust. と利下げに触れました。更にパウエル議長は、方向性は明らかで、利下げの時期とペースは今後発表されるデータやリスクを見ていく旨を付け加えていて、利下げを明言したといって良いでしょう。九月中旬のFOMCで2020年以来の利下げがされるのかが気になるところです。
主要指数は、日経平均が下がった時と同タイミングで足並み揃えて下がりましたが、月末に向けて戻っています。
さて、保有株はどうだったのでしょうか。
米国配当株
2024年8月30日時点の状況です。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
ADP | 243.1350 | 275.9100 | 13.5% |
COF | 96.3905 | 146.9300 | 52.4% |
CVS | 69.8102 | 57.2400 | -18.0% |
JPM | 118.8235 | 224.8000 | 89.2% |
LMT | 352.3803 | 568.1000 | 61.2% |
MATW | 26.8977 | 25.3300 | -5.8% |
T | – | 19.9000 | – |
UNH | 470.0980 | 590.2000 | 25.5% |
V | 174.6359 | 276.3700 | 58.3% |
HDV | 90.6187 | 118.4200 | 30.7% |
QQQ | 278.5489 | 476.2700 | 71.0% |
SPYD | 33.1464 | 45.0900 | 36.0% |
全般的に、先月からは株価は低下しています。七月に値を戻したADPとMATWは明暗が分かれ、ADPは同水準を維持し、MATWは下落気味です。
Penny Stocks
AQBとTMDIは変わらず。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
AQB | 114.7528 | 1.025 | -99.1% |
TMDI | 2.2324 | 0.0376 | -98.3% |
両者とも大きなニュースも見られないため、このまま様子見です。
さて、第三四半期最後の九月はどうなるでしょうか。