6月26日にSPYDの配当金のお知らせが来ました。
今年に入ってから配当金の額が減り続けているため「SPYD減配!」という刺激的な文字を書き連ねると目に付きやすくなる様で、インターネット上では実際に目にしますが、煽ることなく淡々と記載します。
SPYD配当金推移
2020年第一四半期から第三四半期までの配当金推移をチャートにしてます。
税引後受取金額は保有株数が増えているため、増額となっているのに対し、配当金単価は減少しています。減少割合といった情報を追加した表を下記に改めて掲載します。
配当日 | 配当単価 (ドル) | 保有株数 | 税引後受取金額 (ドル) | 単価減少割合 (対前期) | 単価減少割合 (対Q1) |
---|---|---|---|---|---|
Q1: 1月7日 | 0.49717 | 85 | 30.32 | — | — |
Q2: 3月30日 | 0.39619 | 130 | 36.96 | -20.3% | — |
Q3: 6月26日 | 0.36572 | 215 | 56.41 | -7.7% | -26.4 |
単価の数値が大きくないため、あまり気にしてなかったものの、計算をしてみると減少幅が大きく、1月と比較すると現在の配当額は四分の三程度にまで落ち込んでいました。
他銘柄の配当金推移
保有銘柄のうち、一月から現在までで、三回配当金が出ているものはSPYDのみで完全な比較はできませんが、参考にまで配当金推移を紹介します。
- V:三月と六月配当単価は0.3ドルで変わらず
- T:二月と五月配当単価は0.52ドルで変わらず
- HDV:四月と六月の配当単価は、0.91436ドルから0.8795ドルへ減少(-3.8%)
- QQQ:一月と五月の配当単価は、0.45765ドルから0.36269ドルへ減少(-20.7%)
ビザ、AT&T、HDVは大きな変化がないのに対し、株価が大きく上昇しているQQQの配当金が二割ほど減少していました。株価と配当金は連動していません。
株価だけではなく配当金もバーゲンプライス
SPYDは新型コロナウイルスによる下落からの回復がなかなか進まないETFです。
40ドルを切るくらいの株価から、一気に20ドル台を上下し続けていて、買い増しにする際にはバーゲンプライスで購入できているのですが、リターンとなる配当金もお安いバーゲンプライスになっています。
七月は銘柄入れ替えのタイミングですが、そこでどのような銘柄が入れ替わるのか、配当金がどのようになるのかを注目したいです。
関連記事もご覧ください
2020年9月のSPYD配当金額が分かりましたので、ご参照ください。
また、保有している米国株の第2四半期(2020年4月~6月)配当金は下記記事で報告しています。