売却のチャンスは買った時
楽天ETF日経ダブルインバース(1459)を保有し続けていると、3月28日と4月12日の二回に渡り記事を書きました。その後、購入してから二か月半経った今も持ち続けています。
過去三か月の日経平均の動きを振り返ると、底値は三月の三連休前につけていました。まさしく「ジャンピングキャッチ」をしてしまった格好です。
ダブルインバースではどれくらい乖離するのか
1459はダブルインバースなので、日経平均の動きと反対になり、二倍のレバレッジがかかった動きをします。
また、目論見書にもある通り、三日以上保有する場合は原指標(ここでは日経平均)の動き方によっては二倍の動きにならないことがあります。
日経平均は上昇傾向にあるものの、日ごとの動きを見ると上昇している時もあれば、下落している時もあります。そのため、ダブルインバースの動きも凸凹と動き、きれいな二倍になりません。
その動きを追ったものが下記グラフで、日経平均、1459共に購入時の価格を100と指数化して変化を描いています。
5月29日時点で、日経平均は購入時よりも30%上昇しているのに対し、1459の下落幅は48%でした。
もしも今後、連続して日経平均が上がり続けると、1459はジェットコースターのように下がっていくでしょう。
続報は今後も
五月は多くの企業で決算発表がありましたが、新型コロナウイルスによる影響は今回の決算発表ではすでに織り込み済みと思われます。しかし一方で、多くの企業が業績予測を立てられていないという状況は無視できません。
引き続きこの楽天ETF日経ダブルインバース(1459)を保有し続けて推移を見ていきたいと思います。