投資信託で運用をしている時に避けられないのが、保有にかかるコストです。
目論見書を見ると、「運用管理費用(信託報酬)」と記載されているもので、金額ではなく、○○%という割合で記載されています。
自分で払うことのないこのコスト、果たしてどれくらいの金額なのかを知ることは出来るのでしょうか?
楽天証券は毎年一月にお知らせ
楽天証券では常に「お知らせ」を配信しています。
自分のアカウントにログインをすれば、自分宛のお知らせを見ることが出来ます。
毎年一月、投資信託を過去一年保有した場合に、「投資信託の管理費用(信託報酬等)概算額のご連絡」という件名で、投資信託の管理費用の金額を確認できる旨のお知らせが届きます。
お知らせに、確認ページへのリンクが貼られていますので、そのリンクから確認できます。
投信管理費用照会ページ
実際に「投信管理費用照会」ページに移動すると、以下の様な画面が表示されます。
保有している投資信託に対し「管理費用率」、つまり目論見書に記載されている信託報酬の割合と管理費用率から算出される「概算管理費用」を確認することが出来ます。

ここで確認できる費用はあくまでも概算であることに注意が必要です。
その理由は、実際の計算方法は、日次の純資産額に対して管理費用率を乗じた金額となることによります。目論見書に簡単な計算方法は記載されているものの、完全な再現を自分で行うことも無理です。
無理とは言っても、概算は確認できるため、投資信託に対するコストの肌感覚は得られるでしょう。
なお、画面上部の「検索」で期間を選択すれば年間に限らず様々な期間での確認もできます。
投信管理費用照会ページへの行き方
毎年一月に届くお知らせに、「投信管理費用照会」ページへのリンクがあるので、迷うことはないと思います。
しかし、他の時期に費用を確認したい場合、どのように行けばよいのか?
お知らせには、文字情報で説明がされていますが、ここに画面で移動方法を示します。
- 画面右上の「マイメニュー」をクリック
- メニューが展開されるので、左上の「口座管理>」をクリック
- 「資産残高・保有商品」内の「投信の管理費用を確認する」をクリック

投資信託を購入する際に「コストを気にした方がよい」というコメントは見かけますが、コストはパーセントで表示されます。
そこで、概算とは言え、金額で確認のできる「投信管理費用照会」は時々覗いておきたいページです。