9月26日時点:証券会社からの連絡はありませんが、Yahoo! FinanceとSeeking AlphaでHDVの配当金額が分かりましたので、SPYDと同様に過去に遡って配当金額推移と合わせて確認します。
10月2日追記:配当金入金連絡があり、追記しています。
HDV配当情報
Seeking AlphaからHDVの株価と配当情報を拝借したものを以下に掲載します。
- 配当利回り:4.30%
- 年間配当額:3.42ドル
- 直近の配当金:0.8508ドル(2020年9月23日発表)
配当利回りはSPYDにはやや及びませんが、年間配当額はSPYDの倍以上となってます。ただ頭に留めておきたいのは、株価もSPYDよりも高いので、投資をするかの判断は自身が持っている余力との相談になるでしょう。
配当金推移
昨年末に初めてHDVの配当金を受け取り、それ以降四半期ごとに三回受け取っています。9月23日発表の予定も含め、配当金推移を見ます。
新型コロナウイルスで株価が暴落した直後の四月に受け取った配当単価が最も高く、九月までは3~4%弱ずつの減少となっています。
2020年10月2日に配当金入金連絡
差出人が「楽天証券からのお知らせ」、件名が「配当金の入金予定をお知らせします(配当金通知サービス)」のメールが10月2日に配信されました。
Seeking Alphaの画面では0.8508ドルとなっていましたが、楽天証券の画面では小数点以下第五位まで表示されており、一株当たり0.85077ドルです。
HDVを100株保有していると8,000円以上の配当金。しかし、税金があるため6,000円程度になります。年間で手取りが24,000円というのは、無視しにくい金額です。
HDVで毎月一万円相当の配当金を受け取るには
「無視しにくい」と書いたものの、給与所得からの軸足を動かすには保有株数を更に増やすようにコツコツ買い増ししていく必要があります。
ここでふと考えるのが、
毎月一万円相当の配当金を受け取るのに必要なHDV株数と投資額はいくらなのか?
そこで、さくっと試算してみました。
- 年間の額面配当金:1,200ドル
- 2020年9月23日発表の配当金額:0.85077ドル/一株
- 上記配当金額から年間の配当金を算出:3.4ドル/一株
- 1,200ドルを得るための必要株数(「1」と「3」から算出):353株
- 株価を80ドルとした場合の必要投資額:28,240ドル
日本円では300万円近く投資してようやく達成となります。
実は、日本株であればJT(2914)の現在の株価が2,000円を割っており、1000株の購入、つまり200万円の投資で年間12万円近くの配当金を受け取ることができます。米国株と異なり、二重課税もないため確定申告の手間が一つ省けます。
ただし、JTが今後もこの配当金を継続して捻出できるかという懸念はあります。
昨今米国ETFへの投資を扇動する情報も見かけますが、それらに踊らされないように研究が必要で、私自身も以前書いたSPYD、HDVの定期買付に関する記事で考えを整理しながら方針を継続的に検討していきます。