八月の米国市場は、上昇基調にあった七月とは異なり、八月中旬にかけて下降線を描きました。しかし、八月第四週以降はやや戻ってきています。
主要指数の8月1日時点と末日時点を比較すると以下の通り1.5~2.6%のマイナスで、まだ弱いことが分かります。
- ダウ平均:35,630.68 → 34,721.91(-2.6%)
- S&P500:4,576.73 → 4,507.66(-1.5%)
- NASDAQ総合指数:14,283.91 → 14,034.97(-1.7%)
8月24~26日にジャクソンホール会議が行われました。そこでFRBのパウエル議長は、インフレはまだ続いている事、それに伴い依然として利上げを示唆しています。
個人的には、燃料費の高騰やコロナ騒ぎなどによる供給不足から発生している価格高騰への対応策が何故利上げなのかは理解できないものの、彼の発言は市場に影響を与えることがあり、気になります。
しかしながら、この発言が追加のサプライズではなかったらしく、株価としては大きな下落に走ることはありません。
このような市場の動きの中、八月末時点での保有株の状況はどうなったでしょうか。
米国配当株
2023年8月31日時点の状況です。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
COF | 96.3905 | 102.3900 | 6.2% |
CVS | 69.8102 | 65.1700 | -6.6% |
JPM | 118.8235 | 146.3300 | 23.1% |
LMT | 352.3803 | 448.3500 | 27.2% |
MATW | 26.8977 | 42.1800 | 56.8% |
SPGI | 434.837 | 390.8600 | -10.1% |
T | – | 14.7900 | – |
V | 174.6359 | 245.6800 | 40.7% |
HDV | 90.6187 | 103.1000 | 13.8% |
QQQ | 278.5489 | 377.9900 | 35.7% |
SPYD | 33.1464 | 37.2300 | 12.3% |
保有株も七月と比して、株価はやや低くなっています。そして買い増しは、為替レートと株価の動きを見ると、食指が動かないため、行っていません。
Penny Stocks
AQBとTMDIは低迷したままです。
インディアナ州の養殖場建設を休止しているAQBは、2023年8月14日にDavid Melbourne氏を社長に昇格する旨をアナウンスしていますが、このニュースで株価が大きく上昇という事はありませんでした。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
AQB | 5.7376 | 0.2740 | -95.2% |
TMDI | 2.2324 | 0.1250 | -94.4% |
2023年第3四半期の九月はどのようになるでしょうか。