あっという間に2021年1月も終了します。
つい先日、お正月だったような気がするのですが、まさしく「光陰矢の如し」とはこのこと。いかがお過ごしでしょうか。
さて、一月の米国市場は下旬にGameStop事件と呼べるくらいの事態が発生しています。簡単にまとめた記事は以下にリンクを載せていますので、ぜひご覧ください。
本記事では月例の保有米国配当株の状況を確認します。
保有株のパフォーマンス
保有8銘柄の平均取得価格と現在株価、そこから導かれるリターン(含み益)の割合を示します。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
ATVI | 78.715 | 91.00 | 15.6% |
CVS | 65.3208 | 71.65 | 9.7% |
JPM | 99.518 | 128.67 | 29.3% |
T | 30.8269 | 28.63 | -7.1% |
V | 174.6359 | 193.25 | 10.7% |
HDV | 87.4385 | 86.68 | -0.9% |
QQQ | 239.2371 | 314.56 | 31.5% |
SPYD | 32.4222 | 33.59 | 3.6% |
全般的にVISAを除いて大きな動きがない着地点となっています。
VISAの含み益が減少
件のVISA(V)は、リターンが25.2%から10.7%へ減少しています。
2020年11月以降は他の銘柄と同様に株価は上昇し、年末にかけては更なる上昇の急カーブを描いていました。
ところが、年が明けてからは下り坂です。
一番大きな下落は1月14日。理由はVISAがPlaidという会社の買収を中止したことです。
Plaidはフィンテックの新興企業と言われていて、銀行口座などを接続するAPIを開発しています。精力的にフィンテック企業との戦略パートナー提携や買収を行っているVISAとしても欲しい会社だったのでしょう。
一年前から始まったといわれる買収交渉は、2020年11月に米国司法省が反トラスト法に抵触するとして買収を止めるよう訴えています。VISAは戦う姿勢を見せていたというものの、最終的に買収を諦めて本件は締めくくられたという経緯です。
確かに、Plaidのクライアントにはアメリカンエキスプレスもいるので、理解できなくはないです。
2021年1月配当金はQQQ
今月はQQQの回答金支払いがありました。
1月5日に一株当たり0.56133ドルで一見高そうに見えるものの、株価が300ドルを超えています。なので、配当利回りを電卓を叩いて計算してみると0.6%くらいとなります。
実は今月の買い増しはあまり進んでいません。
12月の記事にも書いたJPMの買い増しは為せず仕舞い。調べてみると、JPMの現在の株価はまだ安という分析もあるので、二月は本気を出したいと思います。