十一月の米国ETF定期買付第一弾はHDVでした。
本当は第二金曜日の購入を予定しているため、11月13日であったはずなのですが、ファイザーの新型コロナウイルスワクチンのニュースで米国市場が熱くなり、定期買付にも関わらず怯んでしまいました。
スケジュールがずれただけでなく、とあるミスによりイラストの気持ちです。
新型コロナウイルスワクチンで市場は盛り上がる
米国大統領選挙投票日の後、米国市場は上昇に転じています。
主要指数は上がっていたものの、個別銘柄を見ていくと下落している銘柄もあり、それら銘柄を狙っていた人たちにとっては拾う機会はあったと思われます。
風向きが変わったのはファイザーとビオンテックによる新型コロナウイルスワクチン結果公表でした。フェーズ3の臨床試験で予防効果が認められているというものです。本ニュースの詳細は割愛しますが、このニュースで市場は更に活気づきます。
2020年11月9日から19日までの主要指数を見ると、9日に急上昇。10日に調整的な下落はあるものの、当該週後半から16日週にかけて更に上昇しています。
ワクチンの期待により、元の生活に近い状態に戻れるのではないかという憶測も絡み、クルーズ船を運航しているカーニバル(CCL)や高級百貨店のノードストローム(JWN)などが上がりました。
これに対し、新型コロナウイルスの巣ごもり消費で株価が上昇していた銘柄では僅かならがら下落も見られます。例えばドミノピザ(DPZ)やエレクトリック・アーツ(EA)など。
HDV価格推移
ETFもこのタイミングでワクチンのニュースに呼応するように株価は上がり、HDVも11月6日までは80ドル前後を推移していたところ、85ドルに昇り詰めました。
12日に少しだけ下がったので、一日早いけど拾うか迷ったのが運の尽き。16日週に入ったところで更に上昇。
それでも「定期買付なのだから注文を入れよう」と動揺しながら注文を入れたところでミス発生。
HDVを同日に二回買付
何が起きたかは、下記をご覧ください。「1」から「4」が私の時系列の行動です。
「1」で11月17日に入れた注文は約定しませんでした。
そこで、「2」にある様に日本時間18日の日中に注文をやり直しています。18日の夜にHDVの価格を見ると更に上昇し、安値で拾うのを諦め、「3」で87ドルの注文を入れています。
おわかりいただけただろうか。
ここで、「2」での指値86ドルの注文と、「3」で追加した指値87ドルの注文の二つが同時に存在することになります。
18日にHDVは85ドルに近い水準まで急降下し、二つとも約定したというのが経緯です。
予想に反して、普段の倍の数量を買ってしまいました。
更に、87ドルでの約定があることで、購入平均単価は前回からさほど下がらず、87.4391と5セントだけ下げた結果となります。
次回の買付はSPYDで、こちらも現在31ドルあたりまで回復しています。少なくとも取り乱して二回注文をするという事態に陥らないようにしたいと思います。