長期投資家はさらなる下げにも動じない

投資

ロイターは2020年3月5日に、MSCIコクサイなどの指数を作っている、MSCIが今回のコロナウイルス/COVID-19の影響が尾を引き、さらに11%は下落するという予測をしていることを伝えています。

2月から3月にかけて既に11%下落。そして、今後更なる11%の下落が予想されるといったことが、MCSIのモデルで計算されているそうです。ただし、この短い記事ではどの指数のことについて言及しているかは不明なので、ここひと月のダウ平均を見てみます。

  • 最高値:2月12日の29,551.42ドル
  • 最安値:2月28日の25,409.36ドル

15%近くの下落でした。3月4日が27,090.86ドルだったので、2月12日と比較すると、依然として8%強低い値に位置しています。

いずれにしても、今の水準からさらに1割近く下落するとなると24,000ドルの水準になるという予測は目を背けたくなります。

コロナウイルスによる人の動きの減少は、実際に経済活動の停滞として見えはじめています。短期的にその影響が表れます。今後、決算発表で数値として具体的に表面化されたとき、その数値を見て更なる株式の売りといった行動が投資家からでると思います。

しかし、長期投資をしているのであれば、ここでも平常心を保ち、ひたすら定期的に同額を積み立てていきましょう。