保有米国株の状況(2025年4月末時点)

投資

2025年第2四半期最初の四月はトランプ関税という単語しか耳にしなかった印象です。

市場というのは変化を過剰に嫌がるというのも実感。

そのような状況において日本のメディアは、海外の配信記事を訳しただけのコタツ記事をさも大事件の様に垂れ流すだけで、日本語しか分からない読者が得る情報は偏りそうだと危惧しています。

自国を守ろうとする行動は非難される必要もないものの、影響が市場、つまり金銭に波及することもあり、「結局は金なんだな」と感じた月でもあります。

そのような四月の主要指数の状況を振り返ると、月初と比較すると完全に戻り切っていません。

S&P500は最高値から17%、ナスダック総合指数も20%下落をしたこともあります。特にナスダック総合指数は、テクノロジー関連株も多く、それらテクノロジー関連企業の業績もAIの勢いが落ちてきていることで、業績が期待通りでないことも拍車をかけています。

Yahoo! Finance(青:ダウ平均、緑:S&P500、ピンク:NASDAQ総合指数、2025年4月の推移)

保有している株式の下落は、驚くほどでもないという印象ですが、どうなっているでしょうか。

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保有株状況

2025年4月30日時点の状況です。

銘柄平均取得価額
(USD)
現在値
(USD)
リターン前月値
(USD)
前月比
ADP240.4750300.600025.0%305.5300-1.6%
AQB114.75280.6710-99.4%0.6890-2.6%
COF96.3905180.260087.0%179.30000.5%
CVS69.810266.7100-4.4%65.7500-1.5%
JPM118.8235244.6200105.9%245.3000-0.3%
LMT352.3803477.750035.6%446.71006.9%
MATW26.897720.4500-24.0%22.2400-8.0%
T27.700028.2800-2.1%
UNH470.0980411.4400-12.5%523.7500-21.4%
V174.6359345.500097.8%350.4600-1.4%
HDV90.6187115.100027.0%121.1200-5.0%
QQQ278.5489475.470070.7%468.99001.4%
SPYD33.146441.880026.3%44.2600-5.4%
2025年4月30日時点

主要指数の大きな下落は上旬で、戻りを見せているため、前月末時点との比較を見ると、全般的に大きな変動は見られません。

一方で、三月に上昇したUNHは大きく反転。第1四半期の決算で売上、EPS共に予測を下回ったことと、通期の予測も下方修正したことが影響している模様です。

市場が右往左往する状況はあまり続かず、平均取得価額を下げる様な買増しは実施しませんでした。そのような中、UNHはもう少し様子見です。