2024年3月29日がグッドフライデーで休場となり、第1四半期の米国市場は3月28日で終了しました。
3月1日から28日までの米国市場の主要指標を見ると、二月と同様に上下しながらも上昇傾向は続き、下旬に線はジャンプした様に上昇線を描いています。そして、第1四半期が終了した時点で、S&P500は5,254.35ポイントと2019年に匹敵する上昇率をマークしました。
昨今ではGAFAやFAANGではなく、Magnificent Seven銘柄が株価を牽引しており、盛り上がっていますが、FRBの利下げに対する期待や懸念が織り交ざった状況であることには変わりはありません。
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さて、このような市況で、保有株はどのようになっているでしょうか。
米国配当株
2024年3月28日時点の状況です。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
ADP | 247.1150 | 249.7400 | 1.1% |
COF | 96.3905 | 148.8900 | 54.5% |
CVS | 69.8102 | 79.7600 | 14.3% |
JPM | 118.8235 | 200.3000 | 68.6% |
LMT | 352.3803 | 454.8700 | 29.1% |
MATW | 26.8977 | 31.08000 | 15.5% |
T | – | 17.60000 | – |
UNH | 480.3433 | 494.7000 | 3.0% |
V | 174.6359 | 279.0800 | 59.8% |
HDV | 90.6187 | 110.2100 | 21.6% |
QQQ | 278.5489 | 444.0100 | 59.4% |
SPYD | 33.1464 | 40.7100 | 22.8% |
主要指数と同様に、全体的に株価は前月を上回り、特にJPMやCOFといった銀行株が8%近くの上昇となっています。
そして久しぶりに新規買付を行いました。
一社目はAutomatic Data Processing (ADP)です。人事関連のクラウドベースのプラットフォームを提供している会社です。人事関連のシステムであれば、Workday (WDAY)が気になるでしょう。WorkdayはAI関連銘柄としても囁かれているので、何故WDAYではなく、ADPを買ったのかというと、もちろん配当金です。
ADPの利回りは1.37%と低いものの、配当性向は56%で48年連続増配しています。また企業活動が続く限りは人事システムが無くなることもない、という理由によります。
二社目はUnitedHealth (UNH)で、前月の記事でも触れた通り、ランサムウエアにより株価が急落しました。同社の株価は高過ぎると思っているのですが、下がった今、買うチャンスがやってきたのではないかと考えています。利回りは1.58%と、ADP同様に高くはなく、増配も14年と言った状況です。しかし配当性向が24.02%とかなり低いのは、魅力的です。また、事業内容からも長期的な保有を期待できると考えています。
Penny Stocks
AQBとTMDIは大きな変化もなく、低迷したままである上に、ニュースも特にありません。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
AQB | 114.7528 | 2.020 | -98.2% |
TMDI | 2.2324 | 0.0515 | -97.7% |
FRBの金利政策が気になる第2四半期が始まります。第2四半期の初月である四月はどうなるでしょうか。