2020年の七月はあっという間に過ぎた印象です。
国民の祝日に関する法律改正が公布され、今年のみ四連休になるように調整されたことで本業のスケジュール調整があり、慌ただしいままに時が過ぎたというのが理由の一つです。
この法改正は東京オリンピック対応でしたが、新型コロナウイルスで連休が長くなっただけとなりました。
東京オリンピック期間中は通勤時間帯に電車がいつも以上に混み、時差通勤、ないしはテレワークをしないと東京都心の公共交通機関は破綻するのではないかと言われていましたが、真逆の結果になっています。
七月は多くの上場企業が2020年4月~6月の決算を発表します。例えばJR東日本(9020)は連結で1,553億円の赤字でした(単体で1060億円の赤字)。収益が前年同期に対して半分以下の中、支出は大きく削減することは難しく、設備産業が故の結果となっています。
緊急事態宣言期間中の経済活動が活発ではない中での数値ですが、今年度の業績予測もできない状況は心配になります。
さて、話を日本から米国に戻し、米国株の状況を確認します。
SPYDとHDVを買い付け
2020年7月の米国市場も新型コロナウイルスの感染拡大とワクチン開発の進捗状況で上下しています。
ダウ平均は7月9日に一旦下げていました。今月買付のSPYDとHDVも似た動きで、下記チャートの通りです。
一方でS&P500やNASDAQ総合指数はダウ平均と相似のチャートにはなっていません。
NASDAQを構成するテクノロジー関連は、新型コロナウイルスの影響を受けにくいのは想像し易く、時間が経つにつれて業種の特色が株価への反映されているのではないかと考えられます。
SPYDやHDVは配当狙いのETFという事もあり、従来の産業が多くを占め、ダウ平均と似た動きになったのでしょう。
2020年7月31日時点の保有株と価格
2020年7月31日時点の保有株と価格です。
銘柄 | 株数 | 平均取得価格(USD) | 現在価格(USD) | 現在価格計(USD) |
---|---|---|---|---|
T | 70 | 31.7862 | 29.58 | 2,070.60 |
V | 22 | 174.6359 | 190.40 | 4,188.80 |
HDV | 98 | 87.9023 | 83.23 | 8,156.54 |
QQQ | 25 | 217.1412 | 265.79 | 6,644.75 |
SPYD | 248 | 32.7031 | 28.03 | 6,951.44 |
ETFの三銘柄は前月末を上回る価格となりました。
引き続きQQQは強く、買い増しをしていないにも関わらず、評価額は前月末から454ドル上回っています。自分で働かずして一か月で五万円近く稼いでくれました。あくまでも評価額なので、来月は一気に減るかもしれませんが。
ATVI
「上記一覧に足りない銘柄がある」という指摘がありそうです。
そうです。先日の記事でアクティビジョン・ブリザード株(ATVI)を買ったことを書いたので、同社株についても触れます。
アクティビジョンの状況は、平均取得価格が79.0683ドルに対して現在価格は82.63ドルとなっています。先の記事に記載の約定価格と平均取得価格が異なるのは売買、為替手数料が含まれていることによります。
一足早く決算を発表したエレクトロニック・アーツは株価を一気に取り戻しています。となると、アクティビジョンが2020年8月4日に発表する決算と以降の株価の動きが気になります。
冒頭でJR東日本の決算に触れましたが、米国でも2020年4月~6月の決算が現在出揃っています。これら結果も株価へ影響を与えるでしょう。
しかし、同時に決算そのものよりも社会情勢で株価変動を起こしていることが多いため、八月も目が離せません。