米国雇用統計は予想ほど悪くなかった
米国時間の5月8日は四月の雇用統計の発表日でした。同時に私のQQQの定期買付日だったにも拘わらず、すっかり失念してしまっています。
新型コロナウイルスにより、一か月以上自宅軟禁に近い状態の変化がほとんどない時間を過ごしていると、ちょっとした忘れ物が頻発します。
さて、米国雇用統計の発表と株価の動きが連動しない一日でした。
発表された雇用統計を一部抜粋します。
- 非農業部門雇用者数:-2,050万人(予想:-2,200万人 / 三月:-87万人)
- 失業率:14.7%(予想:16.0% / 三月:4.4%)
三月はロックダウンが開始されたばかりで、数字にネガティブな兆候はあり、四月にその影響が一気に出てという結果です。
それでも予想ほど数値が悪くなかったこと、大多数が完全な解雇でははなく一時的なレイオフであることは全くの悲観的な見方になってはいません。一方で、どれくらい早く元に戻るのか、どの程度戻るのかが焦点になってくています。
5月8日は上昇
雇用統計が発表された後の市場は、下落ではなく上昇で始まりました。
- S&P500:2,911.26(30.07ポイント上昇 / +1.04%)
- ダウ平均 : 24,177.92(302.03ドル上昇/ +1.26%)
- Nasdaq: 9,030.82(51.16ポイント上昇 / +0.57%)
上述の通り、雇用統計が予想ほど悪くなかったことと、都市の段階的な解除が期待されての株価上昇とみられています。
同日の午後には原油価格も上がっており、5月8日の終値は以下の通りです。
- S&P500:2,929.8(48.61ポイント上昇 / +1.69%)
- ダウ平均:24,331.32(455.4ドル上昇 / +1.91%)
- Nasdaq:9,121.32(141.66ポイント上昇 / +1.58%)
テクノロジー関連が強かった
5月4日週はテクノロジー関連が強い週でした。
5月8日にAppleはアラバマ、アラスカ、アイダホ、サウスカロライナの四州でいくつかの店舗を再開することを公表しています。その影響かAppleに買いも集中しました。マイクロソフトも買いが集まったもののAppleほどの上昇は見られません。
テクノロジー関連企業の銘柄が多く含まれるNasdaq100連動のQQQも1.37%の上昇で224.86ドルにまで回復しています。
三月下旬にQQQが170ドル前後だった頃が懐かしく、あの時に多く買っておけばよかったと思ってしまうのは貧乏性が故です。
定期買付は必須なので、翌週に行うことを決心します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
本ブログでは投資に関する話を中心に記事にしていますので、ぜひ他の記事もご一読いただければ幸いです。
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