配当株:AT&T(T)を2020年10月9日に買付

投資

2020年10月初回の配当株定期買付はAT&T(T)です。

過去一か月を振り返るとAT&T株は28~30ドルの幅で動く安定の安さで、何も考えずに買い付けることができます。

しかし、一向に株価が戻らないという点では、経営は大丈夫なのか心配にもなります。

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手錠に足枷?

ワーナー

AT&Tはワーナーメディア2018年に買収完了しています。この買収が足枷ではないかと言われています。

ワーナーメディアのビジネス自体も新型コロナウイルスによる影響が大きく、人員整理のニュースも出ています。そのためか目標株価を25ドルにしているアナリストもいます。

話は飛びますが、ワーナーブラザーズの新作映画である「TENET」も本国の米国での興行が新型コロナウイルスで上映がままならないことで売上が稼げていません。ネタバレ解説を繰り返し見ていても理解しにくい難解さですが、とても面白くて多くの人に見てもらいたいので残念です。

有料テレビとストリーミング

AT&TにはDirecTV、U-verse、AT&T TVといった有料テレビが複数存在します。これらサービスの加入者数は減少し続けています。

そこで、HBO Maxを開始しストリーミングに軸足を置こうとしていても、月額15ドルで、この金額はNetflixのプランによって高額になったり、Disney+の7ドルには及びません。

HBOおよびHBO Max加入者数は世界で5,700万人、内米国は3,800万人です。一方でNetflixは1億9,500万人、Disneyは1億人と加入者数の差が大きく開いています。

本業では第三位

T-MobileとSprintの合併により、加入者数がVerizonを上回り、現在AT&Tの加入者は第三位となっています。5GについてもT-Mobileとは進め方が異なり、これも短所になっているのではないかという憶測もあります。

ただ、急にAT&Tの身に何かが起きることは考えにくいです。あるとすれば減配や、ワーナーメディアを手放すという選択肢もあるのではないか、と素人目線で考えています。

減配となると、AT&Tの株を有する意味については事業計画を精査して判断する必要はあります。

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28.38ドルで約定

10月5日週は火曜日を除き、28ドル台を推移するという動きです。

本当は欲張って28ドルでの約定を狙おうかと考えたのですが、あまりにも値動きの幅が小さいため、株価が28.40ドル前後にあるときに、28.38ドルの指値として注文して約定しました。

これで平均購入価格は31.2257ドルとなっています。

AT&Tは株価が安値であるが故に、将来の値上がり益も狙えるおいしい配当株とも言われています。

その配当金に着目すると、四半期あたりの配当単価が0.52ドルなので、100株持っていると52ドル。年間で200ドルを超える額面収入となるので、コツコツと買い付けていきたいと思います。