ドルコスト平均法でHDVを購入:2020年3月分(サーキットブレーカーが二回あった週に実行)

投資

三月の初回購入はHDVです。

限られた資金を複数の米国ETFに投資しようとローテーションで定期購入を始めたのが昨年後半です。スポット買いなどもあったため、ローテーション順がきれいに定まっていませんでしたが、これまでの購入状況に鑑み、今後は HDV、QQQ、SPYDの順としていく予定です。

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3月9日週の米国市場

3月9日週は、米国市場に限らず株式市場は大きく変動した週でした。

月曜日の3月9日は、 新型コロナウイルス/Covid-19の不安に加え、OPECプラスで原油減産の合意に至らなかったことで、サウジアラビアがロシアに対し原油価格で戦争を仕掛け原油価格が下がります。OPECプラスのメンバーは中東産油国に加え、ロシア、米国が含まれます。その米国市場でS&P500の7%下落をきっかけに、15分間取引を停止する「レベル1」のサーキットブレーカーが発動されました。

10日はトランプ大統領が景気対策について言及したことから期待で上昇に転じましたが、翌日の11日はWHOによる新型コロナウイルス/Covid-19のパンデミック宣言もあり、下落しています。

3月12日になると、11日夜にトランプ大統領が欧州から米国への入国禁止を出したこともあり、再びサーキットブレーカー発動です。補足すると、今回の入国禁止は「シェンゲン協定」という国境検査を受けずに移動可能な26か国のみが対象で、例えば英国は入っていません。一方で、人だけではなく貨物も対象です。この辺りの情報は日本のメディアでは限定的ですね。

3月13日の寄り付きは上昇していましたが、その後下げに転じています。しかし、市場が終了する30分前に、トランプ大統領による国家非常事態宣言がありました。この宣言で新型コロナウイルスの対策費として500億ドルの連邦資金が活用可能になることから、一気に大きく上げて終了しています。

3月13日の終値です。ダウ平均は23,185.62ドルで対前日で9.4%のプラス。S&P500も前日から9.3%戻し、2,711.02ポイントです。

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HDVの購入

上記の一週間の動きをチャートに表すと以下のようになります。青がダウ平均、水色はS&P500、ピンクがHDVです。線の形は相似形ですが、ダウ平均とHDVは下落割合がS&P500よりも大きくなっています。

米国ETF購入のタイミングは毎月第二、第四金曜日と決めています。12日には食指がかなり動いたものの、ここはぐっと我慢し、13日に買付しました。

寄り付き後の上昇で迷ったものの指値を72ドルとして注文。今朝目覚めたら、昼前の下げで約定していました。

HDVは2018年から90ドルを超えはじめ、2019年はほぼ通年90~95ドルを推移し、2019年の後半は95ドルも上回っていました。そのため保有しているHDVの平均取得価額も95ドル近かったところで、今回は少しだけ下げることができました。