米国配当株とETF:AT&T(T)とSPYDを買増し

投資

米国株式の上昇がなかなか止まりません。

日本でも日経平均が28,139円と三十年ぶりの高値となっています。ただ、保有している日本株は全く奮わず、塩漬けでしょっぱいままです。

日経平均が上がっているにも関わらず、恩恵を感じることがないことが気になりTOPIXと過去十年間のチャートを見比べてみました。

Yahoo! ファイナンス(日経平均、過去十年の推移)
Yanoo!ファイナンス(TOPIX、過去十年の推移)

上部が日経平均、下部がTOPIXの過去十年間の推移です。

印象として、2021年現在の日経平均は2016年や2018年の山の頂点を大きく上回っているのに対し、TOPIXはようやく2018年の水準に戻ってきていて、日本国内の株式が必ずしも全般的に絶好調ではないと感じています。

日経平均の指数としての性格として、特定の銘柄の上下に引っ張られること。また日本銀行がほぼ毎日12億円ずつETF購入を行っていることも影響しているのではないかと考えています。

もちろん米国株式の好調さも手伝っていることは否定できません。

このような環境下での手動買増作業は勇気が必要ですが、2021年第一弾の買付は値動きの少ない銘柄からスタートです。

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AT&T(T)とSPYD

配当株のAT&T(T)と配当ETFのSPYDを購入。

AT&T

現在の配当利回りは6.95%で年間配当は2.08ドル。お荷物的な会社が傘下にあるものの、通信会社なので安心して保有。

加えて、他の銘柄が上がっていても安定の低空飛行。十二月上旬には30ドルを超えていましたが、再び30ドルを切る水準となっています。

今回は28.80ドルで約定。

SPYD

本ETFについては多くを語る必要はないと思っています。

配当利回り4.78%の年間配当が1.63ドル。

株価は昨年十一月以降30ドルを超えている一方、そこからの大きなジャンプはなく、2021年1月8日の終値は33.97ドルで、約定価格は34ドルでした。

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平均購入単価

今回の二銘柄の買増しで、AT&Tの平均購入単価は30.8269ドル。SPYDのそれは32.4222ドルに着地しています。


最近買い始めた他の配当株も株価は高く、特にJPMorgan Chase(JPM)は1月8日の終値が136.02ドルにもなっています。同社株の平均購入単価が現時点で99.5810ドルということもあり、「100ドルを超えたくない」という謎の感情に縛られています。

ただ、配当金生活のためには買い増す必要があるので、気合を振り絞っていきたいものです。