米国市場では株式は高値を推移しています。
ダウ平均、S&P500は大統領選挙の直前で下げて投票日以降は上がり続けています。
株価は世の中に不確定要素があると奮わないと言われているにも関わらず、選挙の結果が確定していない状況で、このような動きをするのは非常に不思議に感じています。
ただ、一気に上がっているが故に、少しでも下落すると「Market Crash!」という言葉が躍るため神経質であることは想像できます。
何故上がるのか – SPACも原因?
2020年は新型コロナウイルスにより打撃を受けて、大幅な下落を経験しています。人々の生活は以前と同じ状態に戻っていないにも関わらず、株価の戻りは力強いものでした。
ただし、個別銘柄を見ていくと小売りや旅行、娯楽産業は弱く、ITやEVなどの健闘が目立っています。
これに加えて、株価上昇を助けたのがSPAC(Special Purpose Acquisition Company)ではないかと言われています。日本語に訳すと「特別買収目的会社」というもので、市場への新規上場をする際に、SPACを用いるケースが増えています。
2019年のSPACによる新規上場件数が59であったのに対し、2020年12月時点では248件となっています。
マネックス証券や楽天証券ではSPACの取扱いはありません。買収・合併が完了した後に取扱いがようやく始まるため、米国でどんなに盛り上がっても指を咥えて待つしかないという状況です。
SPACの上がり方は、かなり熱を帯びていました。
時価総額はさほど大きくないものの、SPACの一銘柄に引きずられて他の銘柄も動くことがあるため、このような要因によって動いたのではないかと推察できます。
QQQとHDVを買い増し
何度も複数の記事で書いている様、小市民な私は買い増しで平均購入単価を上げるのはためらってしまいます。
チャートを見ても11月以降は上昇をしていて、特にNASDAQ100に連動するQQQは三か月前と比較すると16.1%の上昇。
HDVは12月下旬にやや下げているものの、三か月前から10%以上値を上げています。
このような状況で、勇気を振り絞ってQQQとHDVを今週買い付けました。
QQQ
QQQは12月22日の約定で、約定単価は306ドル。
ドルコスト平均法風に買うことも出来ないながらも、少しづつ買い増しです。これで平均購入単価は、239.2371ドルとなりました。
どこかで暴落をしたら一気に買い増しをしたいという気持ちが勝っています。
HDV
クリスマスイブにHDVを87ドルで約定しました。十二月上旬は90ドルを超えることもあったので、どうなることかとヒヤヒヤしましたが、平均購入単価は87.4385ドルに留めています。
なお、12月22日に配当金が支払われ、一株当たり0.92324ドルとなっています。
2020年の米国ETFの買付は今回でおしまいです。
もしかして、十二月最終週に大きな動きがあり、大暴落が来たらそこは拾うチャンスかもしれません。