ブログというものを書くのは、恐らく10年ぶりくらいだと思います。
ブログがメジャーになるにつれ様々なサービスが出現し、自分でHTMLを書かなくても、きれいなページが作れるようになったというのも思い出されます。そこで自分が感じたことや考えをまとめるためにブログを書いていたことを思い出します。
時間が経つにつれアフィリエイトが一般的になってきて、ブログといえば「アフィリエイトでお金を稼ぐ」ツールになっていて、日記を見かけなくなっているように思われます。
ブログは幕の内弁当的なものから、各テーマに特化したもので一つの記事は長く、最後は「いかがでしたか?」で締めくくられるものが増えてきている様子です。必要な情報を得ることはできるのですが、個人的には「このサイトは何かの宣伝目的?」「いやいや、自分が知りたいのはそれとは少し違う」と感じることは少なくありません。
自分の記憶を辿ってみると、ブログとはWeblogの略称で、普段の生活で気になったことを日記のようにWeb上で公開する、といった形だったと記憶しています。
一旦、「ブログ」とは何かを調べてみます。Cambridge Dictionaryによると
a regular record of your thoughts, opinions, or experiences that you put on the internet for other people to read
Cambridge University Press
とあります。自分の考え、意見や経験を他の人が読めるようにインターネット上にあげること、といったところです。
商品の感想も意見や経験といえば、間違えではないし、ほかの人が読めるにすることも、確かに「いかがでしたか?」も正しい。
ここでは敢えて、昔懐かしい日記形式のブログを書いていこうかと思います。
投資の話をするかもしれませんし、このサイトを公開しているWordPressで苦労したことを書くかもしれません。ないしは、突然転職活動をしたり、旅行で見つけたものを紹介ということもあり得ます。
作成者の視点ではCMSを活用して自分の考えや感じたことを整理するツールとなりますが、閲覧者の視点では必要な情報に辿り着くのには効率が悪いサイトになるかもしれません。また、サーバーの費用を工面するために広告も入れる予定で、閲覧経験に影響があるかもしれません。
ただ、一人の人間が普段の生活で経験し、思っていることだけがログとして残るサイトがインターネットの海の中にあってもよいのでは、ということではじめていきたいと思います。