2023年4月は、利上げの話題とシリコンバレー銀行とファースト・リパブリック・バンクの話題があったという記憶しかありません。
そんな米国市場の主要指数を振り返ると、ダウ平均、S&P500、NASDAQ総合指数ともに同じ動きをしています。全般に上下変動が大きい中、決算発表の内容が比較的好調な企業も多く、四月下旬はNASDAQ総合指数をはじめ、全般に力強い戻りを示しています。
投資家心理の視点からも、不安要素が残る状況であるにもかかわらず、恐怖指数と言われるVIXを見ると、4月28日は15.78とかなり低い水準で終わっています。ニュース、金融政策、市場の反応が全てかみ合っていない、ちぐはぐに感じられる一ヶ月間でした。
さて、そんな2023年4月の保有株はどうなったでしょうか。
米国配当株
4月28日時点の状況です。
| 銘柄 | 平均取得価額（USD） | 現在値（USD） | リターン（％） |
|---|---|---|---|
| COF | 97.4800 | 97.3000 | -0.2% |
| CVS | 69.8102 | 74.3100 | 5.0% |
| JPM | 118.8235 | 138.2650 | 16.4% |
| LMT | 352.3803 | 464.3900 | 31.8% |
| MATW | 26.8977 | 37.8700 | 40.8% |
| SPGI | 434.837 | 344.4600 | -20.8% |
| T | – | 17.6800 | – |
| V | 174.6359 | 232.5900 | 33.2% |
| HDV | 90.6187 | 102.7200 | 13.4% |
| QQQ | 278.5489 | 322.5600 | 15.8% |
| SPYD | 33.1464 | 38.1700 | 15.2% |
四月の買増しは、三月に追加したCapital One (COF)のみです。
銀行株が乱高下しているタイミングを見計らい、平均取得価額を下げる目的で買い増しており、98.0206ドルから97.4800ドルへ少しだけ下げました。
Penny Stocks
AQBとTMDIの状況は以下の通りです。
| 銘柄 | 平均取得価額（USD） | 現在値（USD） | リターン（％） |
|---|---|---|---|
| AQB | 5.7376 | 0.542 | -90.6% |
| TMDI | 2.2324 | 0.1797 | -92.0% |
2023年3月10日にはOTCマーケットによる取引（相対取引）となった、TMDIは僅かながら上昇という興味深い状況ですが、同社のプレスリリースは淡々と会社の状況を説明しているのみ。朗報が出てくる気配はありません。