米国株投資振返り(2020年2月末時点)

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最終週の急降下

振り返ると予兆は2月20日あたりから明確に表れてはじめていました。

詳細にみると、ダウ指数は2月12日に29,551.42ドルで、緩やかに値は落ちていき、19日にわずかながら持ち返してみたものの、以降は下げ続けています。24日週は一週間で約12%下落し、25,409.36ドルで終了しています。ダウ指数の7日連続下落は、2008年の金融危機以来です。

S&P500も例外ではなく、20日から下り坂でした。24日週は約11%の下落で終値は2,955.42ポイントです。

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新型コロナウイルスが株価下落の最大要因なのか

イタリアや韓国で確認されるコロナウイルス/Covid-19の感染者数の大幅な増加。さらに、ブラジルでも南アメリカ初の感染者確認と、毎日目まぐるしく情報が更新されていき、パニック売りの様相を呈しています。

この時点で売却により得られたお金はどこに行ったのでしょうか。例えば投資家が行ってる先物取引のポジション維持のために留保することが考えられます。同時に気になることもあります。株価の急落の陰であまり目立たないニュースで米国債の10年債利回りは下落。債権が買われています。

素人考えを述べると、特にこれまでの米国株価の上がり方は、ややもすると異常な加熱ぶりで、昨年から「そろそろ調整する」「下げる」と言われて続けていました。ただ、大統領選も控えている中で平時の株価下落はあってはならないシナリオでしたが、ここで「丁度良い」言い訳ができたのではないでしょうか。

陰謀論めいて聞こえるかもしれません。経済活動は実態のみならず、心理戦の面もあるので、こういった邪推があります。

2020年2月28日時点の保有株

さて、保有銘柄の2月28日時点の価格を整理します。

銘柄株数平均取得価格(USD)現在価格(USD)現在価格計(USD)
T7031.786235.22002,465.40
V15188.2253181.76002,726.40
HDV5295.180984.70004,404.40
QQQ14214.2850205.80002,881.20
SPYD13038.204034.18004,443.40

AT&T(T)を除き、現在価格が平均取得価格を下回っています。特にHDVは2018年前半、2019年前半の水準に近い値です。スポット買いをするか迷いますが、落ちているナイフを掴むことになることもあり得ますので、注意が必要です。

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