株価が上がっても買い続けられますか?

投資

最近の米国市場の株価を見ていると、値が上がっている銘柄と下がっている銘柄が二極化しています。

例えば、JPMorgan (JPM) とFastly (FSLY) の年初からの値動きを見ると、二月を境に動きが異なっています。

Yahoo! Finance(青:JPM、赤:FSLY、2021年初からの株価推移)

Fastlyの株価は、少々極端な例ではないかとも思いますので、NVIDIAとの比較も見てみます。

NVIDIAの株価は一旦下がったものの、四月に再度600ドル超えまで上昇しました。しかし、その株価は維持できずに下落。JPMorganの上昇とは異なる動きとなっています。

Yahoo! Finance(青:JPM、緑:NVDA、2021年初からの株価推移)

保有株と観察している株を見ていると、配当金を支払うような銘柄の株価は上昇傾向にあるのに対し、新興株や成長株は奮わない状態にあります。

会社の成長に期待し、ファンダメンタルズにも大きな変化が見られないのであれば、新興株や成長株はバーゲンと考えられます。

一方で、配当株を買い増ししているのであれば、この株価情報は悩ましいものになるでしょう。

例えば、約一年半買い続けているQQQで、それぞれの購入単価をチャートにしてみました。

初回の買付から少しづつ株価は上昇していたところ、比較的大きな下落がありました。この時は「これは平均取得価額を下げるチャンス」として買うことができます。

一方で、昨今の急激な株価上昇に遭遇すると、「平均取得価額が上がってしまう」という躊躇いの気持ちが出てきます。

投資信託のように定額を自動買付していれば、気持ちが入る要素は一切なく、買い続けられます。

ETFや株のように自分で買い増しをしていると、心の隙間に上記の様なノイズが入るため、購入が計画通りにいかないことが発生します。

ドルコスト平均法では、定額でコツコツと買い増しすることの長所として、下落時は平均取得価額が下がり、購入口数/株数が増えることが挙げられます。だからこそ、下落時も狼狽売りをせずに保有が重要。

しかしながら、価格上昇時の心掛けについては見かけません。

先程述べたように、自動買付であれば強制的に購入されます。ただ、それでも平均取得価額が上がるのが気になることもあるでしょう。ましてや、手動で買い増している場合は葛藤との戦いとなります。

過去の平均取得価額から見積もられる含み益が小さくなる。損失ではありませんが、人間は得た利益が減るのを見るのも耐えられません。

ここも理性を保てるかどうか、長期投資の課題であり、精神鍛錬の必要な要素として認めます。

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