2022年の桜前線は三月末時点で関東北部辺り。そして、これから東北に北上していきます。一方で、関東から西では三月中旬から下旬にかけて桜が咲き誇っていました。
そんな三月も、二月から引き続き、ロシア、ウクライナ情勢のニュースが異様なまでに大半を占めていた印象です。
主要指数は、二月後半に急降下をしていましたが、2月24日を境に戻りがありました。その後、三月に入り14日まで下落傾向となるも、今度は一転上昇。社会情勢や金利と言った要素があるとはいえ、それとは無関係に動いているようで、暗号資産を扱っているような感覚にもなります。
さて、三月の保有株はどうなっていたでしょうか。
円安
保有株を見る前に、円安について。
現在、1ドルが120円を超えています。2021年前半に円安に動き始め、2021年後半にその傾向が強くなっています。そして、直近での急激な円安。
四半世紀前には、1ドルが140円から120円後半を動いていたので、それと比較するが、今の状況は円高とも言えなくはないものの、長いこと110円くらいを推移していたことに鑑みると、昨年からの為替は、生活への影響を心配させる動きでした。
私個人の米国株投資視点で見ると、状況は変わります。2020年の円高時にドル転をしていたり、当時に仕込んだ株式があることで、ドルベースでマイナスになったとしても、円ベースではプラスになるという現象が発生しています。
米国配当株
さて、本題に戻ります。月例の保有株の状況です。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
CVS | 69.8102 | 101.21 | 45.0% |
JPM | 124.617 | 136.32 | 13.8% |
LMT | 352.32 | 441.4 | 25.3% |
SPGI | 439.6055 | 410.18 | -5.7% |
T | 30.8269 | 23.63 | -23.3% |
V | 174.6359 | 221.77 | 27.0% |
HDV | 89.1038 | 106.89 | 20.0% |
QQQ | 276.0671 | 362.54 | 31.3% |
SPYD | 33.1464 | 43.95 | 32.6% |
今月の買増し
今月の買増しは以下のETFで、ジワジワと平均取得価額が上がってきています。
- HDV:平均取得価額は、88.8866ドルから、89.1038ドルへ
- QQQ:平均取得価額は、274.6872ドルから、276.0671ドルへ
AT&Tのニュースが気になる
2022年3月26日のMarketWatchの記事で気になるものを見つけました。
AT&Tがワーナーメディアをスピンオフさせるのは周知の通りです。この事業は、ディスカバリー(DISCA)との合弁で設立される会社が事業を引き継ぎますが、どうやらAT&Tの株式を保有している人は、この新会社の株式をAT&T株1株に対して0.24株受け取れるらしいのです。
記事によると、対象の株主の確定は、4月5日の取引終了時点。以降のスケジュールは良く分かりません。
AT&Tのリリースを見ても、記事以上の新しい情報はありません。
現時点で証券会社からもアナウンスがないため、こういったニュースがあるという事だけ認めます。
Penny Stocks
AQBとTMDIの状況は以下の通りです。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
AQB | 7.0062 | 1.87 | -73.3% |
TMDI | 2.2429 | 0.5268 | -76.5% |
特に大きな値の動きはありませんでした。
大きなニュースもないものの、AQBについては、新型コロナウイルスによる影響はあまりない様子で、出荷量を増やす予定となっているため、長い目で期待をしたいと思います。
2022年の第1四半期は波乱相場でした。一旦主要指数は上げてきているものの、保有株の動きは大きくなく。このまま中といったところでしょうか。