米国市場で大幅な安値
2020年6月11日はダウ平均、S&P500、NASDAQといった主要な指数を見てわかるように、大幅な安値となりました。
一部では「暴落」と刺激的な単語を使っている記事や動画を見かけます。確かにS&P500では6%の下落とレベル1のサーキットブレーカーが発動する寸前まで来ていました。各指数は以下の通りです。括弧内は対前日比。
- ダウ平均:25,128.17ドル(-6.9%)
- S&P500:3,002.10ポイント(-5.9%)
- NASDAQ総合指数:9,492.73ポイント(-5.3%)
今回の大幅安の直接的な要因は探りにくく、10日にあったFOMCの今後の見通し、新型コロナウイルスの第2波と長期化の予見、そして失業保険の申請件数が減っていないことを言及しているものが目に付き、複合要因の様子です。
同時に、これまでの経済支援策で市場に多くのお金が出回ったにも関わらず、経済が止まっているために行き場のないお金が株式市場に流れ込み上昇相場を作っていた。「そろそろ」と売るタイミングを探っている中で、今になったという見方もあります。
株式は企業の業績や市場の動きも変数としてはありますが、投資家の需給も変数となり、売る必要が出てきたとシンプルに考えるのもありでしょう。
HDV購入
今回はHDVの購入です。上記チャートを見ると6月12日の寄付きでは、6月11日の終値を上回る値でした。一日で二回の谷があり市場が閉まる前には上昇をしているものの、弱い戻りでした。
HDVも同様の動きで、今回は11株を82.83ドルで約定です。為替レートは107.63円です。
HDVの購入はいわくつきなのか、三月のサーキットブレーカー発動時にも購入日直前に大幅な下落が発生。その後、HDVを約定しています。偶然にも今回も似たような現象です。
HDVの保有は87株となり、購入平均単価も88.3433ドルまで下がっています。
不具合で怪我の功名
昨夜は注文を楽天証券のPCサイトで出し、その後iSPEEDアプリでHDVの価格を追っていました。
PCで入力した指値は、83.40ドルです。現地時間の10:30頃にはこの指値まで価格が落ちていたにもかかわらず、iSPEEDアプリを見ても約定がされません。
「タイムラグが発生しているのか、もしくはPCで注文したものをiSPEEDアプリでは最新情報が見られないのか」と考えたものの、土曜日まで待ち、改めて確認すると指値を下回る82.83ドルでの約定を確認しました。
お知らせによると現地の取次システムの不具合により注文の反映がされていなかったとのことです。米国株では指値を下回る価格で約定されるという経験がなかったので、今回はラッキーでした。
次回はQQQを予定しています。今週の下落があっても、235ドルとかなり高い水準にありますが、二週間後はどれくらいでしょうか。