2021年2月の米国市場は、一月から続いていたGameStop事件、ビットコインの急騰があり、二月も押し迫ると株価の全体的な下落が見られました。
個人的にはGameStop事件は良く分からないままに鎮火をしたかと思えば、2月25日に突然の上昇。
合わせて、映画館を経営するAMC Entertainment (AMC) や、ヘッドホンなどの音響機器製造・販売のKoss (KOSS) といった銘柄も数週間前に起きた出来事が再来したかの様相です。
このような市場の中、保有している米国株はどうなっているのでしょうか。
米国配当株
今月からLockheed Martin (LMT) が加わるため、保有は九銘柄です。それらの平均取得価額と現在値、そこから導かれるリターン(含み益)の割合を示します。
銘柄 | 平均取得価額(USD) | 現在値(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
ATVI | 78.7150 | 95.61 | 21.5% |
CVS | 66.2769 | 68.13 | 2.8% |
JPM | 99.5180 | 147.17 | 47.9% |
LMT | 335.2737 | 330.25 | -1.5% |
T | 30.8269 | 27.89 | -9.5% |
V | 174.6359 | 212.39 | 21.6% |
HDV | 87.6392 | 89.56 | 2.2% |
QQQ | 243.6055 | 314.14 | 29.0% |
SPYD | 32.4222 | 36.82 | 13.6% |
JPMorgan Chase (JPM) が驚異的な上昇。VISA (V) は一月末時点の193.25ドルから212.39ドルへ約10%の上昇となっています。
騰落率を見ると、JPMorgan Chaseの上昇割合は非常に高いことが分かります。
なお同社の最近の話題で目に付いたのは以下の二つです。
- 2021年2月23日プレスリリース: Minority Depository InstitutionsとCommunity Development Financial Institutionsへのサポートを通じた人種マイノリティグループ支援プログラム開始
- 2021年2月24日ロイター報道: 人工衛星を使用したブロックチェーンでの決済試験
このほかに、ウォーレン・バフェットが同社株を2020年後半に売却したのは早すぎる、といった個人的には「大きなお世話」と感じるニュースもありました。
ひとつ伝えておく必要があることとして、前月の報告ではJPMorgan株の買増しを決意したものの、やはり買えていません。
Penny Stocks
配当株に加え、Penny Stockも保有が三銘柄に増えたこともあり、こちらの状況も報告します。
現在の保有は以下の通り。
- AquaBounty Technologies (AQB):内陸部での遺伝子組換えアトランティックサーモン養殖
- ORBCOMM (ORBC):人工衛星を使った機器管理および遠隔操作システム
- Titan Medical (TMDI):手術ロボット技術開発
Penny Stock関連の記事は適宜更新しています。こちらのカテゴリーからご覧ください。
これら銘柄は値動きが激しいだけではなく、会社自体が無くなる可能性もあるため、多額の資金を投入することはしていません。
昨今の株価変動で乱高下があり、すべての銘柄は平均取得価格を下回っています。
来月以降は、今回のように保有株を二つのグループに分け、状況を報告します。これら二つに当てはまらない銘柄を購入した場合は、その時に考えます。