2020年が終了しました。お正月の三が日も間もなく追わるのに、いまだに年末のような書き出しです。
新型コロナウイルスに始まり、新型コロナウイルスに振り回された感のある一年だという感想しかないのが正直なところです。そして、2021年が始まって早々に新型コロナウイルスでは不穏なニュースも目にします。
今年の心配の前に、2020年12月末時点における配当株の状況はどのようなものだったでしょうか。
保有株のパフォーマンス
保有株の平均購入単価に対して、現在どの程度のリターンがあるかを見てみると、AT&T(T)を除いてプラスになっています。HDVやSPYDといった配当ETFの戻りは他の銘柄ほどの勢いは見られません。
銘柄 | 平均取得価格(USD) | 現在価格(USD) | リターン(%) |
---|---|---|---|
ATVI | 78.7150 | 92.85 | 18.0% |
CVS | 63.7895 | 68.30 | 7.1% |
JPM | 99.5180 | 127.07 | 27.7% |
T | 31.0155 | 28.76 | -7.3% |
V | 174.6359 | 218.73 | 25.2% |
HDV | 87.4385 | 87.67 | 0.3% |
QQQ | 239.2371 | 313.74 | 31.1% |
SPYD | 32.3708 | 32.94 | 1.8% |
逆に配当株であるにも関わらず、激しく動いて値が上がった銘柄がCVS Health(CVS)とJPMorgan & Chase(JPM)の二銘柄。
見方を変えると、下がりすぎていたのが戻り始めているともいえるのですが、銘柄を見つけて買い始めてから間もない内に株価が急上昇したため、驚いてしまって買い増しがはかどっていません。
保有配当株の配当金
上記銘柄の年間配当金は下記一覧の通りです。
銘柄 | 年間受領 配当単価 (USD) | 配当利回り |
---|---|---|
ATVI | 0 | 0.44% |
CVS | 0.5 | 2.93% |
JPM | 0.9 | 2.83% |
T | 2.08 | 7.23% |
V | 1.22 | 0.59% |
HDV | 3.56787 | 4.07% |
QQQ | 1.63284 | 0.55% |
SPYD | 1.63210 | 4.95% |
上記表の注意事項として、CVSとJPMは購入以降に受け取った配当単価のみを記載。これら銘柄は最近購入し始めているため、年間金額を記載していません。
また、ATVIは配当金の支払いが行われた後に購入しているため、受領金額はゼロですが、2020年の年間配当金は一株当たり0.41ドルでした。
AT&T(T)の配当利回りに目を向けると、同社株は競合他社と比較しても年初から株価が奮わないこともあり、却って利回りは驚異的な数字を弾き出しています。
2021年のAT&Tは5Gよりも、負の遺産と言われてる関連会社のビジネスをどうするかで株価が動くのではないかと考えています。
今から振り返ると、2020年3月の下落時にもう少し買い増しをすればよかったと後悔しています。しかし、未来のことは予測できずに当時の判断としては、二番底を期待しすぎてしまったのが良くないとした言いようがありません。
何度もボヤいていますが、少しずつ買い増しをする銘柄については、まさに心のスイッチを切って自動的に買い続けるしかないのでしょう。
日本時間の明日夜から2021年の米国市場が開きます。どのような動きになるか。そして心のスイッチを切って大きく値を上げているJPMを買い増すことができるのか。